行いからの解放

『バガヴァッドギータ』は、人々の気持ちに応えるために、『カルマ(行い)』について教えます。そして、人を自由にするためにカルマを教え、カルマから自由になる方法としてヨガを教えます。

経典がカルマを教える狙いは、カルマのからくりを教えることで、人に真実を悟らせること。その人に、本当の姿を見せ、人間の真実はカルマに縛らない存在の源である、とわからせることにあります。真実を理解することで、人は永遠の自由に開放されることができるからです。

『カルマの5つの要素』はカルマが生まれるメカニズムを説明するひとつのモデルにすぎません。

仕組みと要素を知ることで、『人間の本当の存在とは5つの要素に限定されることがないもの』という理解を起こし、5つの限定から人を自由にしたいという願いが教えに込められています。

カルマの構成要素を創り、現し、カルマの仕組みを機能させ、法則の元に回す力の存在である知と力の源は、『イーシュヴァラ(世界を維持する存在)』。今、ここにある世界の現象そのものがイーシュヴァラ。

私たちはこのどこまでも広がり、すべてを維持するイーシュヴァラと常につながり、ともにあります。その事実が、人を孤独、苦悩、そしてカルマから解放するのです。

過去、現在、未来のカルマにとらわれない自由な存在が、人間の真実。真実を知る人は、カルマからも輪廻からも自由になり、長い間探してきた永遠の幸せを、この世界で生きながら達成します。

本当の自由と幸せは、ここで、今を生きながら叶えることができます。

真実の知恵は、今ここで『永遠』を可能にするのです。ヨガを達成した『ヨーギー(賢者)』たちは、カルマの5つの要素を持ち、たくさんの人々に囲まれ、世界のドラマで忙しく活躍し、為すべき役割を果たしながら、自由に到達した人たち。

今も真実を知るヨーギーは、体・勧角・心を道具として使いこなし、カルマが織りなす世界を普通の人と同じように体験しながら、完全な自由を生きているのです。

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